8月22日(日)AM10:00~PM1:00
場所:京都市中京区壬生
上記終了いたしました。ご来場ありがとうございました。
木造軸組構法の2階建て住宅の構造見学会です。建て主さんの暮らしのご要望と構造(軸組・壁の配置など)などをトータルに検討し、まとめた設計です。二間半の間口ですが、登り梁の屋根組をもつひろがりのある空間が体感できます。
構造材はすべて大工の手による加工です。梁と柱の仕口(しくち)は大入れ蟻掛け、梁の継ぎ手には金輪継手(かなわつぎて)、柱と土台・梁はコミ栓打ち・・・伝統的な技術が使われています。できあがりでは隠れてしまう大工の技をごらんいただくとともに、わたしたちの考える住まいの構造についてもご説明させていただきます。
今回は予約制です。必ずお申し込みください。
8月18日(水)締め切りです。
8月13日〜16日の間は、FAXかmailで
氏名・住所・電話番号・参加人数を下記まで
お申し込みください。
参加申し込み頂いた方に
詳細地図をお送りいたします。
■申し込み先
京・杉の家・座
事務局 企業組合もえぎ設計
〒616-8208京都市右京区宇多野福王子町54
TEL075-463-1120/FAX075-463-2733
HP:http://moegi.weblogs.jp/kyosugi/
E-mail:moegi@mbox.kyoto-inet.or.jp
2008年4月20日(日)
AM10:00 〜 PM 3:00
ミニ講座
PM 1:30 〜 2:00
設計の工夫や林業の現状、緑の交付金制度等についてお話しします。
京都府産の木材をふんだんに使って建て替えた、風通しのよいおおらかな住まいです。お孫さんが来ても、ひろびろとあそべる居間になりました。掘り炬燵もあり、ほっこりと過ごせるスペースにもなっています。
当日は、随時耐震などの心配、改装、建て替えについてなど住まいについての相談をお伺いしています。スタッフにお気軽に声をかけて下さい
京都府産認証木材(ウッドマイレージ CO2認証制度)を住まいに使うと「緑の交付金」が支給されます。この建物はその制度を使っています。
この機会に是非ご覧下さい。
御来場をお待ちしています。
■お問い合わせ
一級建築士事務所 企業組合 もえぎ設計
(一級建築士事務所登録番号 15A第519号)
京都市右京区宇多野福王子町54番地
TEL 075-463-1120 FAX 075-463-2733
HP:http://moegi.weblogs.jp/kyosugi/ E-mail:moegi@mbox.kyoto-inet.or.jp
■当日のお問い合わせは
村尾工務店 携帯:090-3036-1128
京・杉の家・座は地域にねざす住まいづくりの集団
を目指しています。
「京・杉の家・座」は設計者・木材の生産者・施工者の共同によって生ま
れた組織です。
設計・監理はもえぎ設計が担当します。間取りなどを決めていく基本設計、
細部まで図面化する実施設計、工事が図面通りにできていることをチェッ
クする監理が仕事です。木材の調達は美山町森林組合が担当します。原木
の入手・製材・乾燥・加工などを京都府内産にこだわってコーディネート
します。
施工は四社の工務店から地域によって担当を決めています。大工・左官な
ど数多くの職人をまとめ、建物をつくりあげます。竣工後も、設計者と協
力しながら建物の維持管理に力を発揮します。
私たちはそれぞれの持つ専門性を充分に生かし、同時に改善点や価格を抑
える工夫を相互に検討しあいながら、質の高い住まいづくりにつなげたい
と考えています。また、顔の見える関係づくりを大切にし、地域にねざす
住まいづくりの集団を目指しています。
住まいを改装したり、建て替えたりする
のは「暮らしをより豊かに」との思いからで
す。しかし、商品を買うように住宅をつくる
ことで、本当の意味での「豊かさ」を得るこ
とができるでしょうか。「住まいづくり」に
は、今の住まいの良いところ悪いところを
知ることからスタートして、生活の全体像
を捉え、それをどう発展させていくのかと
いう視点が大切です。設計とは、このような
視点で、コストや法律や材料、仕様などを総
合的に検討することです。
「京・杉の家」は、設計に時間をかけて住
み手の想いをかたちにします。プランを図
面にするだけでなく、出来上がりをイメー
ジしやすいように、スケッチを描いたり模
型を作ったり、理解してもらう工夫を大事
にしています。
住み手が主体的に住まいづくりができる
よう、専門家として充分な検討を積み重ね
ながらサポートしていくことが重要な役割
だと考えています。
山はかつて乱伐によって幾度となく危機
に見舞われ、そのたびに先人達は、人工造林
や計画的な伐採によって乗り切ってきまし
た。人工林は、枝打ち・間伐といった細やか
な人間の手入れによって成り立っている山
の畑です。しかし今、木が使われずに山が放
置され、荒廃するという新たな危機に直面
しています。
ではなぜ国産材は使われなくなってしま
ったのでしょう。都市へ急激に人口が集中
した「高度経済成長期」、国産材は大量建設
の仕組みに馴染みやすい新建材や外材に取
って代わられました。そうした変化にもかか
わらず、節のない材など希少材を偏重する
業界の「銘木指向」が、木の使い道をより狭
めてしまったのです。
「京・杉の家」は杉をはじめとする京都の
木にこだわり、節の有無にかかわらず木を
丸ごと使う発想を大切にしています。地元
の木を住まいづくりに生かす仕組みこそ、山
を守り育てる確かな道だと考えるからです。
住まいづくりの技は、風土や材料、人々
の暮らしのなかでつちかわれ、大工・左官
をはじめとするいろいろな職人達による、
ものづくりの文化として発展してきました。
材料の性質を熟知しながら大切に使う技、
合理的な美しさの追求、長持ちさせる工夫、
それらが住み手によって実感され、喜ばれ、
大切に使い続けられることが職人達の誇り
だったのです。
しかし、近年の大量生産・大量消費を前
提とした住まいの商品化によって、住み手
と職人達の関係が希薄になり、つちかわれ
た技を発揮する仕事が少なくなっています。
また価格競争のなかで、職人同士の連携も
薄れ、協力してものをつくりあげる集団の
力が失われつつあります。
「京・杉の家」は、お互いの顔が見える関
係を大切にしながら、職人集団の技を生か
すことで、愛着をもって永く住み続けられ
る住まいをつくりたいと考えています。
柱・梁・床や天井等にふんだんに杉を使った住まいで
す。杉は調湿効果に優れ柔らかく心地よい素材です。そ
の特質を生かすため、その他の部分も珪藻土やコルク、
害の少ない塗料など予算を考慮しながら自然の材料をで
きる限り使っています。また、風通しや日当たりに気を
配ることで、快適な住まいになるよう心がけています。
無垢の木は多少空いたり、反ったりするものですが、住
み手と一緒に年を重ねていく、自然な材料たちの味わい
深い変化の表情を楽しんでもらいたいと思っています。
合理的な構造計画の上に、柱や梁を隠さないようにつ
くられています。このことは建物に問題が生じてもすぐ
にわかる「見える」安心感につながります。
さらに、構造計算によって安全性を確認しつつ、伝統
的な継手や仕口を使って、近代的な技術を融合させなが
ら耐震性に優れた丈夫で長持ちする住まいづくりを目指
しています。
また住み方の変化に対応しやすい、おおらかな生活空
間をつくることで、いつまでも住み続けられる住まいづ
くりの提案を大事にしたいと思っています。